歯周病治療

歯周病について

歯周病

歯を支える顎の骨が溶け、歯ぐきが痩せてしまうのが歯周病です。
土台の機能が低下することで歯がぐらつき、最終的には抜け落ちてしまいます。近年では、治療の効果を実感しやすい治療方法も登場しています。決して諦めずに、歯周病治療に取り組みましょう。

こんな症状はありませんか?

  • 歯ぐきの腫れ、出血
  • 歯ぐきのムズムズ感、痛み
  • 歯のグラつき
  • 起床時のお口のネバつき
  • 歯間の拡大
  • 硬いものが噛めない

歯周病治療の流れ

基本検査

基本検査

歯周ポケット検査、動揺(歯の揺れやすさ)検査、画像検査などで、歯周病の進行の程度を調べます。

歯周基本治療

歯周基本治療

歯科医院でプラークや歯石を取り除き、ご自宅でのセルフケアのアドバイスをいたします。

再評価

歯周基本治療の効果をチェックします。改善が見られない場合には、歯周外科治療が必要になります。

歯周外科治療(必要な場合)

歯ぐきに切開を加えて歯の根っこを露出させ、プラークや歯石、炎症巣を除去します。(フラップオペ)
ご希望に応じて、失われた顎の骨の再生を促す歯周組織再生療法(GTR法、エムドゲイン法)への対応も可能です。

定期検査・予防歯科へ移行

定期検査・予防歯科へ移行

歯周病は再発の可能性がある病気です。治療の終了後も1か月に1度ご来院いただきながら、予防歯科に取り組みます。

重度の歯周病治療について

重度の歯周病の場合には、保険診療の歯周外科治療(フラップオペ)を行います。

自費診療では、失われた顎の骨の再生を促す歯周組織再生療法(GTR法、エムドゲイン法)による対応も可能です。

早期発見・予防が肝心

早期発見・予防が肝心

歯周病も虫歯と同じで、早期発見・早期治療ができれば、治療期間が短くて済み、歯ぐきの状態が良くなる可能性も高くなります。

特に顎の骨が大きく溶けてしまうと、歯周組織再生療法による大掛かりな治療が必要になります。

症状に気づいたときはもちろん受診を、そしてできるだけ定期検診に通って歯周病予防に取り組まれることをおすすめします。

歯周病と全身に及ぼす影響

歯周病と全身に及ぼす影響

歯周病は、お口の中の問題だけに留まらず、以下のような全身の病気との関係も指摘されています。

糖尿病

歯周病菌が血液に乗って全身へ広がると、歯周病菌が持つ成分TNFαがインスリンの働きを弱めます。インスリンは血糖値をコントロールするホルモンですので、働きが弱まることで、食後に上昇した血糖値が下がりにくくなります。

肺炎

肺炎

歯周病菌を含んだ唾液が肺に侵入すると、炎症を起こして肺炎になることがあります。特に嚥下機能の低下が見られるご高齢の方は要注意です。

心臓血管疾患

血液中の歯周病菌が動脈壁に付着すると、小さな血の塊が形成されます。心臓血管疾患の一部は、その塊が心冠動脈に詰まって起こっているという指摘があります。

細菌性心内膜炎

細菌性心内膜炎

心臓の弁に異常がある方、人工弁を使用している方は、血液に乗った歯周病菌が心臓の内膜で増殖し、心内膜炎を発症することがあります。

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